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【体験談】不動産のプロが語る、相続した不動産売却を成功させるコツ|不動産のクラシック-秋田市牛島

みなさま、こんにちは。秋田市で不動産売却を手掛けております、不動産のクラシックの京極です。今日は、相続した不動産売却を成功させるコツをテーマにして記事を書きました。他ならぬ私自身の経験談です。

―相続は突然やってくる

私の両親(数年前に他界)は、自宅の権利証や登記簿謄本(全部事項証明書)、購入時の領収書類などをファイルに残していました。父親が他界した際、母親から「将来、必要になる時が来るだろうから、あなたが保管しておきなさい」と、そのファイルを渡してくれたのです。

父の死後、葬儀や諸々の手続きに追われて、私は肝心な不動産相続の手続きをすっかりおろそかにしていました。私は、母親も元気なことだし、とりあえずは大丈夫だろうと、たかをくくっていたのです。 ところが、その数年後に今度は母親が他界、いよいよ不動産相続の手続きをしなければならなくなりました。

―何とか乗り切るが。。。余裕ナシ!

書籍を読んだり、知り合いに聞いたりして、不動産売却の手続き方法や手順はなんとなく分かりましたが、時間的な余裕がないことを知りました。

不動産相続をするのかしないのか、すべてを相続するのか、限定的に相続するのかを、3ヶ月以内に決めなければいけないことを、私はその時初めて知りました。落ち着く間もなく、両親が住んでいた家や他の財産をどうするか、親類と話し合いました。その結果、私が自宅を相続し売却することに決めました。

―親の財産はすべて把握しよう

親の財産は、プラス、マイナスも含めて、すべて生前に確かめておくことが大切です。預金や不動産は比較的把握しやすいですが、ローンの未決済分、入院費などの医療費、老人ホームや介護施設への支払いなど、見落としてしまいがちなものも含んでいるからです。私の場合も、両親の入院費用や介護費用など、未決済のものが数十万円ほどありました。

相続人の確定、遺産の洗い出し、遺産分割の協議などにも思った以上に時間がかかりました。遺産の金額が一定額を超えると相続税がかかります。この相続税の申告・納付期限が相続の開始から10ヶ月以内、ということも当時の私はまったく知りませんでした。幸い、私の場合は相続税の非課税枠の中で収まることがわかり、相続税を支払う必要はありませんでした。

―まとめ

私自身の経験からも言えるのですが、将来に不動産相続の可能性があると感じたら、

財産に関する書類は集めておく

親類が集まる機会に、それとなく話し合いを始め、合意形成を得ておく

ことが、後々の相続で大切だと実感しました

この記事が少しでもお役に立つと嬉しいです。不動産のクラシックでは秋田県を中心に不動産相続に関するお悩みを1つでも多く解決することを使命に考えています。お読みいただきありがとうございました。

くらしに寄り添う不動産 不動産のクラシック 京極 努

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